
血統書付きの猫は、きれいで気品があり、憧れる方も多いと思います。
ただ、猫の品種選びには、よくある誤解がいくつかあります。
この記事では、誤解されやすい3つのポイントと、正しい考え方を紹介します。
誤解①:純血種は、必ず病気になりやすい?
純血種は、品種ごとに、かかりやすいと言われる病気があります。
ただし、すべての子が病気になるわけではなく、ミックスでも病気にならないとは言い切れません。
| 品種の例 | 注意されやすい病気(傾向) |
|---|---|
| スコティッシュフォールド | 関節の病気(骨軟骨異形成) |
| ペルシャ・エキゾチックショートヘア | 多発性嚢胞腎・目や鼻のトラブル |
| メインクーン・ラグドール | 心臓の病気(肥大型心筋症) |
| マンチカン | 足や背骨の負担に注意 |
病気の傾向を知っておくと、早めの健康診断や、受診のタイミングを考えやすくなります。
迎える前に、繁殖者に、親猫の検査結果を確認しておくのも大切です。
――ひとこと
スコティッシュフォールドと暮らしていたころは、関節の様子を気にしていました。
歩き方や、ジャンプの様子に変化がないか、毎日そっと見るようにしていたのです。
知っていたからこそ、早めに動物病院に相談しようと思えたと感じています。
誤解②:猫は犬より、お金がかからない?
散歩がないぶん、猫は手がかからないと思われがちです。
でも、フード、トイレ砂、爪とぎ、ワクチン、健康診断と、毎月の出費は意外とあります。
室内飼いの猫でも、年間で約10〜20万円前後かかる家庭が多いと言われています。
病気やケガの治療費は、別に備えておくと安心です。
ワクチンの料金は、
猫のワクチン料金の記事で詳しく紹介しています。
猫のトイレまわりのにおいケアに。
※商品リンクには広告が含まれます。価格は掲載時点のものです。
誤解③:短毛の猫は、お手入れが不要?
短毛種でも、抜け毛は毎日あります。
週に数回のブラッシングや、爪切り、歯みがきなどのケアは必要です。
長毛種は、毎日のブラッシングが基本で、毛玉の予防も欠かせません。
サロンを利用する場合は、1回で約5,000〜10,000円ほどかかることがあります。
正しい考え方:品種より、「その子」を見る
- 親猫の健康状態や、検査の有無を確認する
- 迎えたあとの健康診断を、年1回は受ける
- 費用は、年間で見積もり、貯金や保険で備える
- 見た目だけでなく、性格や暮らし方との相性を考える
どの猫も、世界にひとつの存在です。
品種の特徴を知ったうえで、愛情を持って迎えることが、いちばん大切だと感じています。
迎える前の準備は、
迎える前の自己診断で確認してみてください。
迎える前の、猫のための3つのチェック
品種を決める前に、確認しておきたいことが3つあります。
1つめは、親猫や兄弟猫の健康状態です。
2つめは、迎えるお店や繁殖者の、説明の丁寧さです。
3つめは、自分の生活リズムと、猫の性格の相性です。
活発な猫は、遊びの時間が必要になります。
おっとりした猫は、ゆったりした暮らしに、向いていると言われています。
- 健康診断書や、ワクチンの記録を見せてもらう
- 迎える前に、実際に会って、性格を確かめる
- 返品・返金ではなく、迎えたあとの相談先を聞いておく
――ひとこと
猫を迎えるときは、見た目の好みだけで決めないように心がけました。
性格や、動き方、人への反応をじっくり見ておくと、あとで「違った」となりにくいです。
時間をかけて選んだ分、愛着もより深まったように思います。
また、迎えたあとの1年は、健康診断やワクチンで、通院の機会が多くなります。
費用の目安は、
猫のワクチン料金の記事で確認しておくと安心です。
初年度の出費を、あらかじめ知っておくだけでも、気持ちに余裕が生まれます。
まとめ
猫の品種選びでは、純血種は病気になりやすい、猫は費用がかからない、短毛はお手入れ不要、という3つの誤解に注意が必要です。
品種ごとの傾向を知って、健康診断や費用の備えを早めに整えましょう。
最後は、見た目や品種より、その子との相性と、最後まで世話をする覚悟が大切です。
正しい知識があれば、迎えたあとの毎日が、より安心で穏やかなものになります。
読んだ先の未来
品種の特徴を知って、安心して迎える準備ができます。
早めの健康チェックで、愛猫の変化に気づきやすくなります。
よくある質問
猫は、迎えるときに、血統書は必要ですか?
必須ではありませんが、親猫の情報や、血筋を確認できる材料になります。大切なのは、親猫の健康状態や、繁殖者の対応を確認することです。
ミックスの猫は、病気になりにくいですか?
遺伝的な病気は出にくい傾向があると言われますが、絶対ではありません。どの猫も、年1回の健康診断を受けると安心です。

