ペットのワクチン代が高くて悩む…犬猫の費用の目安と安く抑える方法

お金・暮らし・迎える準備
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ワクチンのハガキが届くたびに、「今年はいくらかかるんだろう」と家計が気になる方は多いと思います。

こんなお悩みはありませんか?

  • 毎年の費用がいくらか分からず不安
  • 混合ワクチンを何種にするか迷う
  • 少しでも費用を抑えたい

犬と猫の年間予算の目安と、無理なく抑えるコツを紹介します。

「ワクチンのお知らせハガキが届いたけど、今年はいくらかかるんだろう」。

犬と猫を両方飼っていると、毎年この時期に同じことを考えます。

この記事では、犬と猫のワクチン費用を一つの表で比べられるようにまとめました。

種類ごとの目安額、何種を選べばいいかの考え方、費用を抑える方法まで順番に見ていきます。

先に結論:犬と猫のワクチン費用の目安

犬猫
法律で義務のもの狂犬病予防接種(年1回)+注射済票なし
混合ワクチンの種類5種〜10種前後3種〜7種前後
1回あたりの目安狂犬病 3,000〜4,000円程度/混合 5,000〜10,000円程度混合 4,000〜10,000円程度
年間の目安(ワクチンのみ)8,000〜14,000円程度4,000〜10,000円程度
子どもの時期生後2〜3ヶ月頃から数回生後2〜3ヶ月頃から数回

金額は地域や動物病院でかなり差があると言われています。

あくまで予算を立てるための目安として見てください。

犬のワクチン:狂犬病は「義務」、混合は「選ぶ」

狂犬病予防接種

犬の狂犬病予防接種は、狂犬病予防法で年1回の接種が義務になっています。

接種後に自治体から「注射済票」が交付され、その手数料が別にかかるのが一般的です。

春(4〜6月頃)に自治体の集合注射が行われる地域も多く、病院より少し安く済む場合があると言われています。

混合ワクチン

混合ワクチンは法律上の義務ではありませんが、感染症予防のためにすすめられることが多いワクチンです。

5種前後は室内中心の子、8種以上はキャンプや川遊びなど外に出る機会が多い子向け、と説明されることが多いようです。

8種以上にはレプトスピラ症の予防が含まれることが多く、ここが種類選びの分かれ目になります。

――ひとこと

柴犬を飼っていた頃は、山や川によく連れて行っていたので、獣医さんと相談して種類の多い方を選んでいました。

一方でポメラニアンは小柄で散歩も近所が中心だったので、少ない種類で十分と言われたことがあります。

同じ「犬」でも、生活スタイルで選ぶワクチンが変わるんだと、そのとき初めて知りました。

猫のワクチン:室内飼いなら3種が基本と言われる

猫には法律で義務付けられたワクチンはありません。

ただ、猫風邪(ウイルス性の呼吸器の病気)などは人の服や靴についたウイルスでもうつると言われています。

そのため、完全室内飼いでも3種混合の接種がすすめられることが多いようです。

外に出る子や、多頭飼いで新しい子を迎える予定がある場合は、5種以上が提案されることもあります。

――ひとこと

一緒に暮らしていたスコティッシュフォールドは完全室内飼いだったので、ずっと3種混合でした。

それでも、私が外から帰ってきて手を洗う前に抱っこしてしまうことがあるので、打っておいてよかったと思っていました。

怖がりな子なので、病院の日は前日からキャリーを部屋に出しておいて慣らすようにしていました。

犬と猫を両方飼うと、年間でいくらになる?

たとえば「室内中心の犬1匹+完全室内飼いの猫1匹」の場合、ワクチンだけで年間1万5,000〜2万円前後が一つの目安になりそうです。

ここに犬のフィラリア予防やノミ・ダニ予防、年1回の健康診断が加わると、年間で数万円単位になることもあると言われています。

項目犬猫
ワクチン8,000〜14,000円程度4,000〜10,000円程度
フィラリア予防(犬)体重により年6,000〜15,000円程度(希望すれば)
ノミ・ダニ予防年5,000〜15,000円程度年3,000〜10,000円程度
健康診断5,000〜15,000円程度5,000〜15,000円程度

ワクチンは時期が決まっている出費なので、毎月少しずつ積み立てておくと慌てずに済みます。

――ひとこと

mix犬・柴犬・ポメラニアン・猫と、4匹と暮らしてきた中で、春は本当に出費が重なる季節でした。

狂犬病の注射とフィラリアの検査が同じ時期に来るので、我が家では「ペット用の封筒」に毎月3,000円ずつ入れていました。

こうしておくと、ハガキが届いても「あ、あの封筒から出せばいいや」と気持ちが楽になりました。

子犬・子猫の初年度は、いくらかかる?

子犬の場合

子犬は、生後2〜3ヶ月ごろから、数週間おきに混合ワクチンを2〜3回打つのが一般的です。

そのあと、生後91日を過ぎたら、狂犬病の登録と初回の注射を受けます。

項目料金の目安
混合ワクチン(2〜3回)約1万5,000〜3万円
狂犬病の登録料約3,000円
狂犬病ワクチンと注射済票約3,500〜4,000円
初年度の合計約2万〜3万5,000円前後

ここに、診察料や健康診断、フィラリア予防などが加わる場合もあります。

迎えた最初の年は、思っている以上にまとまった出費になります。

準備の全体像は、

初めて飼う犬の準備の記事も参考にしてください。

子猫の場合

子猫は生後8週ごろから、3〜4週間あけて2〜3回接種するのが一般的です。

項目目安
ワクチン(2〜3回)約1〜2万円
診察料・健康チェック約2,000〜5,000円
ノミ・ダニ、寄生虫の予防約3,000〜1万円
ウイルス検査(必要に応じて)約3,000〜6,000円

すべて合わせると、初年度は2万円台から3万円台になる場合もあります。

不妊・去勢手術の費用は、別にかかります。

犬のサイズ・犬種で、ワクチン代は変わる?

混合ワクチンと狂犬病ワクチンは、犬種が違っても、同じ料金の病院が多いようです。

一方で、体重で料金が変わる病院もあり、大型犬は少し高くなることがあります。

とくに差が出やすいのは、フィラリアやノミ・ダニの予防薬です。

サイズと犬種の例ワクチン(年間)フィラリア・ノミダニ(年間)
小型犬(トイプードル・チワワ・ポメラニアンなど)約9,000〜14,000円約1万〜2万円
中型犬(柴犬・ビーグル・コーギーなど)約9,000〜15,000円約1.5万〜3万円
大型犬(ラブラドール・ゴールデンなど)約10,000〜16,000円約3万〜5万円

犬種によって、おすすめされる混合ワクチンの種類が変わることもあります。

山や川に行く柴犬やビーグルは、種類の多いタイプを案内されやすいです。

室内中心の小型犬は、5種前後で足りる場合も多いようです。

混合ワクチンのあとの体調変化は、犬種や個体で出方が異なると言われています。

初めての犬種を迎えたら、接種後の様子を、獣医師に伝えておくと安心です。

ワクチン費用を抑える4つの方法

  • 犬の狂犬病は自治体の集合注射を使う:病院より安い場合がある。日程は市区町村のお知らせで確認
  • 健康診断と同じ日にまとめる:通院の回数が減り、診察料が1回分で済むこともある
  • 種類を「多ければ安心」で選ばない:生活スタイルに合った種類を獣医師と相談して決める
  • 複数頭の割引を聞いてみる:多頭飼いだと割引がある病院もあると言われている

ペット保険はワクチン代が補償の対象外になっていることが多いので、その点は注意が必要です。

保険の考え方はペット保険は必要?犬猫の医療費事情と選び方の基本でまとめています。

接種の日に気をつけたいこと

  • 体調が悪い日、下痢や食欲不振がある日は無理に打たず、獣医師に相談する
  • できれば午前中に接種して、午後は様子を見られるようにしておく
  • 接種した日はシャンプーや激しい運動を避け、ゆっくり過ごす
  • 顔の腫れ、ぐったりする、吐くなどがあればすぐ病院に連絡する

ワクチンのあとは、まれにアレルギー反応が出ることがあると言われています。

特に初めての種類を打つ日は、すぐ病院に戻れる日を選ぶと安心です。

――ひとこと

ポメラニアンが一度、接種した日の夕方に少し元気がなくなったことがありました。

結局は翌朝にはいつも通りでしたが、午前中に打っていたので、すぐ病院に電話して相談できたのが心強かったです。

それ以来、ワクチンは必ず午前中、次の日も家にいられる日にしています。

接種記録は1冊にまとめておく

ワクチンの接種証明書は、ペットホテルやドッグラン、トリミングサロンで提示を求められることがあります。

犬と猫の分を1冊のファイルにまとめ、次の接種予定日をスマホのカレンダーに入れておくと管理がとても楽になります。

引っ越しで病院が変わるときも、記録があれば新しい病院にスムーズに伝えられます。


あわせて読みたい

よくある質問

犬のワクチンを打たないとどうなる?

狂犬病予防接種は法律上の義務なので、打たないことは避ける必要があります。混合ワクチンは義務ではありませんが、感染症のリスクが上がるほか、ペットホテルやドッグランを利用できない場合があります。

完全室内飼いの猫にもワクチンは必要?

人の服や靴を通じてウイルスが持ち込まれることがあるため、室内飼いでも3種混合がすすめられることが多いです。持病や年齢によっては獣医師と相談して間隔を調整する場合もあります。

ワクチン代はペット保険で補償される?

予防目的の費用は補償対象外になっている保険が多いと言われています。ワクチン代は保険ではなく、毎月の積み立てで備えておくのがおすすめです。

シニアになってもワクチンは毎年打つべき?

年齢や体調によって、抗体検査をしてから接種の間隔を決める方法もあるそうです。高齢の子は体への負担も考えて、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。


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