子どもがペットを飼いたいと言ったら|お金とお世話の現実

子どもがペットを飼いたいと言ったときのお金とお世話の現実 お金・暮らし・迎える準備
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子どもがペットを飼いたいと言ったときのお金とお世話の現実
子どもに伝える前に、現実を一緒に確認しましょう

「ペットを飼いたい!」と子どもに言われて、返事に困っていませんか。

反対すれば泣かれそうで、でも勢いで迎えて後悔するのも怖いですよね。

この記事は、子どもにそのまま見せたり読み聞かせたりできるように書きました。

この記事でわかること

犬と猫に1年・一生でどれくらいお金がかかるのか

毎日のお世話に、実際どれくらい時間がかかるのか

「かわいい」だけでは続かない場面と、子どもへの伝え方

私は小さい頃から犬や猫と暮らしてきました。

楽しいことも、大変なことも、どちらも本当にありました。

だからこそ、きれいな面だけを伝えるのは違うと思っています。

まずは費用の目安を表で見てみよう

先に、お金の話から見てみましょう。

数字は、小型の犬と一般的な猫の目安です。

犬種や体の大きさ、病気の有無で大きく変わります。

あくまで目安として見てください。

項目犬(小型犬)猫
迎えるときの費用約10〜30万円(保護犬は数万円〜)約5〜20万円(保護猫は数万円〜)
最初にそろえる用品約3〜5万円約2〜4万円
フード代(年間)約3〜6万円約2〜4万円
予防接種・健診など(年間)約3〜6万円約2〜4万円
トリミング(年間)約5〜10万円ほぼ不要
シーツ・猫砂など(年間)約1〜2万円約1〜3万円
ペット保険(年間)約2〜5万円約2〜4万円
1年間の合計約15〜30万円約8〜15万円
一生分(目安)約250〜450万円約150〜250万円

大きな病気やケガで手術をすると、1回で数十万円かかることもあります。

ペットの医療には、人のような公的な健康保険がないとされています。

子どもへの伝え方:お小遣いで考えてみる

「犬を飼うと、1年でおもちゃが何十個も買えるくらいのお金がかかるんだよ」と伝えるのも手です。

お小遣いの金額と並べると、子どもにも大きさが伝わります。

――ひとこと

小さい頃は、お金のことなんて考えたこともありませんでした。

大人になって自分で払う立場になり、毎月のフード代や病院代の重みを知りました。

親が黙って払ってくれていたんだなと、今になって思います。

毎日のごはん選びは、成分を見て納得してから。

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毎日のお世話にかかる時間の現実

犬は、毎日の散歩が欠かせない

犬は朝と夕方、1回あたり20〜30分ほどの散歩が必要だと言われています。

雨の日も、暑い日も、寒い日も、体調が悪い日もあります。

子どもが学校で疲れていても、遊びたくても、犬は待ってくれません。

猫は散歩なし、でも毎日のトイレ掃除がある

猫は散歩がいらない代わりに、トイレ掃除を毎日1〜2回します。

ごはんと水の交換、ブラッシング、遊ぶ時間も含めると、1日30分以上は見ておきたいところです。

旅行や外出にも影響が出る

家族旅行のたびに、預け先を探す必要があります。

ペットホテルは1泊3,000〜8,000円ほどが目安です。

預けられない時期は、誰かが家に残ることになります。

毎日のにおいと抜け毛、ここがいちばんの現実。

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「かわいい」だけでは続かない場面

子どもが想像しているのは、きっと遊んで甘えてくる姿だと思います。

でも実際には、そうでない時間のほうが長いかもしれません。

  • トイレの失敗の片づけ(子犬や子猫の時期は特に多い)
  • 夜鳴きや早朝の呼びかけで、眠れない日がある
  • 家具や壁紙をかじる、爪とぎでボロボロにする
  • 抜け毛が服や部屋じゅうにつく
  • 病気になったときの通院と看病
  • 年を取ってからの介護、そして最期のお別れ

犬や猫の寿命は、10年から15年ほど、長いと20年近いとされています。

今小学生の子どもなら、高校や大学を卒業して、就職するころまで一緒に暮らす計算です。

――ひとこと

正直、飼い始めてすぐの時期はかわいいだけでは済みませんでした。

寝不足の日も、掃除に追われる日もありました。

それでも、一緒に暮らした時間はかけがえのないものになりました。

大変さを知ったうえで迎えるほうが、気持ちが続くと感じています。

お世話は、最終的に誰がするのか

「ちゃんと世話するから!」という約束は、本気だと思います。

ただ、現実には部活や塾、友だちとの予定で、お世話の時間が取れなくなる時期が来ます。

そのとき、最後にお世話を引き受けるのは、多くの場合は親です。

だから、親が「自分も一緒に責任を持てるか」を先に考えておくことが大切です。

家族みんなで、役割を分けられるかを話してみましょう。

迎える前の準備は、犬・猫を初めて飼う準備の記事にまとめています。

費用の備えは、ペット保険の判断基準の記事も参考になります。

子どもにそのまま読んであげてほしい言葉

子どもへのメッセージ(そのまま読んでOK)

ペットを飼いたい気持ち、うれしいよ。ちゃんと考えてくれてありがとう。

でも、ペットは家族になるから、おもちゃとは違うんだ。

毎日ごはんをあげて、トイレをきれいにして、犬なら雨の日も散歩に行く。

遊びたい日も、疲れた日も、お休みはないんだよ。

お金も、1年でたくさんかかるよ。病気になったら、もっとかかる。

寿命は10年以上。ずっと最後まで、お世話する約束なんだ。

それでもやりたいなら、お試しをしてみよう。できたら、本気で考えるね。

迎える前に、1ヶ月のお試しをしてみよう

言葉だけでは、現実は伝わりにくいものです。

そこでおすすめなのが、1ヶ月のお試し期間です。

  • 犬なら、毎日同じ時間に散歩へ行く(雨の日も、ぬいぐるみで練習するなど)
  • 猫なら、毎日トイレ掃除のまねごとをする
  • 毎月のフード代と同じ金額を、貯金箱にためてみる
  • 早起きして、ごはんの時間を守る

1ヶ月続けられたなら、子どもの本気度はかなり高いと考えて良さそうです。

途中でやめたくなっても、そのこと自体が大切な気づきになります。

お世話に疲れたときの向き合い方は、犬の世話に疲れたときの記事も読んでみてください。

それでも、一緒に暮らす時間は特別

ここまで大変な面ばかり書きましたが、ペットと暮らす時間は、本当に特別です。

帰ったら待っていてくれる。

落ち込んだ日に、そっとそばにいてくれる。

子どもが命の大切さを学ぶ、かけがえのない時間にもなります。

読んだ先の未来

子どもと「飼うかどうか」を、落ち着いて話せるようになります。

どちらを選んでも、納得した家族の時間が過ごせます。

迎えたあとも、「こんなはずじゃなかった」と思いにくくなります。

あわせて読みたい

よくある質問

子どもは何歳から、ペットのお世話ができますか?

年齢で一概には言えませんが、小学校低学年は「手伝い」が中心になります。ごはんの用意など、できる範囲から任せて、責任は親が持つ前提で考えましょう。

犬と猫、どちらのほうがお金がかかりますか?

一般的には、トリミングや医療費がかさみやすい犬のほうが年間の費用は高めです。ただし、猫も高齢期には通院が増えます。

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