大好きで迎えた犬なのに、「今日は世話がしんどい」と思ってしまう。
ふとした瞬間に「飼わなければよかったのかな」と頭をよぎる。
そして、そう思った自分を責めてしまう。
こうした気持ちは、実は多くの飼い主が一度は経験するものだと言われています。
この記事では、犬の世話に疲れたり後悔を感じたりしたときに、負担を減らすための考え方と具体的な方法をまとめました。
疲れや後悔を感じるのは「愛情がない」からではない
毎日の食事、散歩、トイレ掃除、体調の変化への気配り。
犬の世話は休みがなく、体力的にも精神的にも負担がかかります。
「疲れた」と感じることと、「愛情がなくなった」ことはまったく別だと言われています。
むしろ、真剣に向き合っているからこそ疲れるのだと考えてみてください。
――ひとこと
私も、自分が体調を崩して寝込んだ日に「それでも散歩に行かなきゃ」と玄関に向かったとき、一番しんどさを感じました。
「飼わなければ、今日はゆっくり寝ていられたのに」と一瞬思ってしまって、そんな自分が嫌になりました。
でも、玄関で待っている顔を見たら、やっぱりこの子がいてよかったと思えたんです。後悔と愛情は、同時にあっていいんだと思います。
疲れや後悔を感じやすい時期
「飼わなければよかったかも」と感じる瞬間には、波があると言われています。
| 時期 | 負担になりやすいこと |
|---|---|
| 迎えた直後〜子犬期 | 夜鳴き、トイレの失敗、甘噛み、目が離せない |
| 1〜2歳頃 | 反抗期のような行動、いたずら、有り余る体力 |
| 生活が変わった時 | 仕事や家族の変化で、世話の時間が取れない |
| 多頭飼いを始めた時 | 相性の心配、食事や散歩の管理が倍以上に |
| シニア期 | 通院、介護、夜中の世話 |
今の疲れが「ずっと続くもの」なのか「今の時期だけのもの」なのかを分けて考えると、気持ちが少し楽になると言われています。
子犬期の悩みは犬のトイレが覚えられず疲れた|反抗期と失敗の違い、犬の反抗期はいつまで続く?でもまとめています。
多頭飼いならではの疲れ
多頭飼いは、単純に負担が頭数分増えるだけではないと言われています。
- 食事のペースや量がそれぞれ違い、管理が複雑になる
- ケンカの仲裁や、相性への気配りが常に必要
- 散歩のペースや体力がそろわない
- 通院やフード代など、経済的な負担も大きくなる
全部を平等にしようとすると負担が増えるので、「その子に必要なこと」を優先するのがコツです。
5分でもいいので、一頭ずつと向き合う時間を作ると、犬も飼い主も落ち着きやすくなるそうです。
――ひとこと
mix犬と柴犬を一緒に飼っていた時期は、散歩のペースが全然合わなくて大変でした。
柴犬はぐんぐん進みたい、mix犬はにおいをかぎたい。2匹を同時に連れて歩くだけで、毎回ぐったりしていました。
思い切って散歩を別々にしたら、時間はかかっても私のイライラが減って、結果的に楽になりました。
犬同士の相性については犬同士の多頭飼いで相性が心配なときも参考にしてください。
一人暮らしで犬を飼うときの大変さ
一人暮らしで犬を飼うと、家族と分担できない分、負担が一人に集中します。
- 自分が体調を崩しても、散歩やご飯は休めない
- 急な残業や出張のときに頼れる人がいない
- 旅行や外泊がしにくくなる
- 通院費や急な出費をすべて一人で負担する
一人暮らしで飼うなら、近くに預けられる人やペットシッター、夜間も診てくれる動物病院を先に探しておくと安心だと言われています。
留守番については犬の留守番に罪悪感を感じる|働きながらの付き合い方でもまとめています。
負担を「作業」と「気持ち」に分けて減らす
疲れの中身は、大きく2つに分けられると言われています。
作業の負担は、道具やサービスで減らす
- 自動給餌器や自動給水器を使う
- 掃除しやすい床材やマットに変える
- 散歩の時間を短くする日を作り、室内遊びで補う
- 家族で担当を決め、一人で抱え込まない
気持ちの負担は、話すことで軽くする
- 家族や友人に「疲れた」と言葉にする
- 同じ悩みを持つ飼い主の体験談を読む
- SNSの「幸せそうな投稿」と自分を比べない
SNSには楽しい瞬間ばかりが並びますが、その裏にはどの家にも大変な日があるはずです。
――ひとこと
同じように犬を飼っている友人に思い切って「最近ちょっと疲れてる」と話したら、「うちもだよ」と返ってきました。
それだけで、「私だけがダメな飼い主なんじゃない」と思えて、すっと肩の力が抜けました。
休むために頼れるサービス
- ペットホテル・動物病院の預かり
- ペットシッター(自宅に来てもらえる)
- 散歩代行サービス
- 実家や友人に数時間だけ預ける
初めて使うときは、元気なうちに一度短時間だけ試しておくと、いざというとき安心です。
誰かに頼るのは手抜きではなく、長く一緒に暮らすための工夫だと考えてみてください。
それでもつらいときの相談先
- かかりつけの動物病院(世間話のついでに相談するだけでも)
- ドッグトレーナー、しつけ教室
- 自治体や動物愛護団体の相談窓口
しつけの悩みで感情的になりそうなときは、まずその場を離れて深呼吸することも大切です。
世話を続けるのが本当に難しい状況になったときも、一人で決めずに専門家へ相談しましょう。
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疲れてしまったときの私
犬との暮らしで、疲れてしまう日もあります。
私にも、そんな日がありました。
自分を責めると、さらにしんどくなります。
そんなときは、家族に頼って休みます。
一人で抱え込まないことが大切です。
少し休むと、また愛おしい気持ちが戻ります。
よくある質問
犬の世話に疲れたと感じるのはおかしい?
多くの飼い主が経験する自然な感情だと言われています。自分を責めず、疲れを認めて負担を減らす方法を考えることが大切です。
犬を飼って後悔するのは珍しい?
特に子犬期や生活が変わった時期に、一度は感じる人が多いと言われています。時期の問題であることも多いので、今の気持ちを否定せず、少し先の変化を待ってみましょう。
多頭飼いに疲れたときはどうすればいい?
すべてを平等にしようとせず、散歩を別々にする、一頭ずつの時間を作るなど、やり方を変えてみましょう。家族との分担も見直してみてください。
誰にも相談できないときは?
かかりつけの動物病院や、自治体・動物愛護団体の相談窓口を利用する方法があります。同じ悩みを持つ飼い主の体験談を読むだけでも、気持ちが軽くなることがあります。

