「うちの子は、どれくらい歩けるんだろう」。無理をさせて体を壊したらと思うと、一歩が踏み出せないですよね。
こんなお悩みはありませんか?
- 小さい犬や子犬を山に連れて行って平気か分からない
- シニア犬でも行ける山があるのか知りたい
- 疲れたサインを見逃したくない
体格・年齢・犬種別に、無理のない距離と引き返す目安を紹介します。
「うちの子、どのくらい歩けるんだろう」。
犬とハイキングを始めるとき、一番迷うのが距離や山の選び方です。
犬の体力は、体の大きさや年齢、犬種によって大きく違うと言われています。
この記事では、犬の体格や年齢ごとの距離の目安と、無理をさせない山の選び方をまとめました。
体格別:歩ける距離と標高差の目安
| 体格 | 普段の散歩の目安 | 初めてのハイキングの目安 |
|---|---|---|
| 小型犬(〜10kg) | 1日30分〜1時間 | 往復2〜4km、標高差100〜200m程度 |
| 中型犬(10〜25kg) | 1日1〜2時間 | 往復4〜6km、標高差200〜400m程度 |
| 大型犬(25kg〜) | 1日1〜2時間 | 往復4〜8km、標高差300〜500m程度 |
あくまで健康な成犬の目安で、個体差があります。
初めてのハイキングは、普段の散歩の1.5倍くらいの時間を目安にして、慣れてきたら少しずつ延ばすのが安心だと言われています。
大型犬は体力があっても、体が重い分、下りで関節に負担がかかりやすいので注意しましょう。
年齢別の注意点
子犬は何歳から?
骨や関節が成長しきっていない子犬のうちは、長い距離や急な坂道は避けた方がいいと言われています。
ワクチンがすべて終わり、体ができてくる1歳前後(大型犬は1歳半〜2歳前後)までは、平らな公園や遊歩道で慣らすのがおすすめです。
シニア犬との山歩き
シニア期に入っても、体調が良ければ短いハイキングを楽しめる子は多いそうです。
- 距離は若い頃の半分くらいから
- 下りや段差は抱っこやキャリーも使う
- 休憩を多めに取り、呼吸や歩き方をこまめに確認する
- 持病がある子は、事前に獣医師に相談する
――ひとこと
柴犬がシニアになってからは、山頂を目指すのはやめて、山のふもとの遊歩道を1時間ほど歩くスタイルに変えていました。
距離は短くなっても、土の道のにおいをかぎながら歩くのはやっぱり楽しそうで、帰りの車ではぐっすり眠っていました。
シニア期の変化については犬が老化のサインを見せ始めたらも参考にしてください。
犬種ごとの特徴
| タイプ | 例 | 山での注意点 |
|---|---|---|
| 体力のある日本犬・猟犬系 | 柴犬、ビーグルなど | 体力はあるが暑さに弱い子も多い。においに夢中になりやすい |
| 小型の愛玩犬 | ポメラニアン、トイプードル、チワワなど | 段差が苦手、体温調節が難しい。抱っこできる準備を |
| 短頭種 | フレンチブルドッグ、パグなど | 呼吸が苦しくなりやすく、熱中症の危険が高い。涼しい時期の短いコースに |
| 足の短い犬種 | ダックスフンド、コーギーなど | 段差や岩場で腰に負担がかかりやすい |
| 大型犬 | ラブラドール、ゴールデンなど | 体力はあるが関節に負担がかかりやすい。暑さにも注意 |
――ひとこと
我が家では、柴犬・mix犬・ポメラニアンと、体格の違う3匹と山を歩いてきました。
柴犬はどんどん先に行きたがるのに、ポメラニアンは大きな段差の前で立ち止まってしまい、途中からは抱っこで進むことも多かったです。
同じコースでも、犬によってしんどさが全然違うと実感して、それからは一番小さい子に合わせて計画するようにしていました。
無理をさせない山の選び方
- 標高差が小さく、道が整備されている低山や高原を選ぶ
- 岩場、鎖場、はしごがあるコースは避ける
- 途中で引き返せる、ショートカットできるコースを選ぶ
- 日陰が多く、水場や休憩所があるコース
- 犬の同伴ができるか、事前に必ず確認する
ロープウェイで途中まで上がれる山なら、帰りだけ使うなど、体力に合わせて調整できます。
犬の同伴ルールの調べ方は犬連れハイキングのマナーとルールでまとめています。
こんなサインが出たら引き返す
- 舌を大きく出して、ハアハアが止まらない
- 歩くスピードが落ちて、後ろをついてくるようになる
- 何度も座り込む、伏せて動かない
- 足をかばうように歩く
- よだれが多い、ふらつく
少しでも「いつもと違う」と感じたら、無理をせず日陰で休ませ、引き返しましょう。
山頂にたどり着くことより、犬が「楽しかった」と思って帰れることを一番にしたいですね。
ケガや体調不良への対応は犬連れハイキングで起きやすいケガとトラブル、持ち物は犬連れハイキングの持ち物チェックリストで確認できます。
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よくある質問
小型犬でもハイキングはできる?
距離を短めにして、段差の少ない整備された道を選べば、小型犬でも楽しめることが多いです。疲れたときや段差で抱っこできるよう、キャリーや抱っこ紐を持っていきましょう。
子犬は何歳から山に行ける?
骨や関節が育つ1歳前後(大型犬は1歳半〜2歳前後)までは、長い距離や急な坂は避けた方がよいと言われています。それまでは平らな公園で慣らしましょう。
シニア犬でもハイキングに行っていい?
体調がよければ短い距離を楽しめる子も多いです。持病がある場合は事前に獣医師に相談し、若い頃の半分くらいの距離から始めましょう。
途中で歩かなくなったらどうする?
無理に歩かせず、日陰で休ませて水を飲ませましょう。回復しない場合は抱っこで下山し、ぐったりしている、呼吸が荒いなどの場合は動物病院に連絡しましょう。

