呼んでも戻ってこない、リードをぐいぐい引っ張る、拾い食いが止まらない。そんな愛犬を山に連れて行くのは不安ですよね。
こんなお悩みはありませんか?
- 呼び戻しが効かず山で迷子にならないか心配
- すれ違う登山者に吠えてしまう
- 拾い食いで体調を崩さないか不安
山デビュー前に家の近くでできる練習を、できない原因別に紹介します。
犬と山を楽しむために一番大切なのは、実は山に行く前の準備だと言われています。
山では、すれ違いや段差、野生動物のにおいなど、街の散歩にはない刺激がたくさんあります。
この記事では、山デビューの前に近所の散歩でできる練習をまとめました。
山デビュー前の練習リスト
| 練習 | 山で役立つ場面 |
|---|---|
| 呼び戻し(おいで) | リードが外れてしまったとき、危ない場所に近づいたとき |
| 待て・おすわり | すれ違い、休憩、写真を撮るとき |
| 離せ・ちょうだい | 拾い食い、危ない植物をくわえたとき |
| 横について歩く | 細い道、すれ違い |
| 段差・坂道 | 岩場、階段、木の根 |
| 車での移動 | 登山口までの移動 |
どれも、いきなり山で練習するのは難しいので、普段の散歩で少しずつ慣らしておきましょう。
呼び戻しの練習
呼び戻しは、山での安全に一番つながる練習だと言われています。
- 家の中で、名前を呼んで来たらたくさん褒める・おやつをあげるところから始める
- 慣れたら、ロングリードをつけて公園で練習する
- 呼んで来たときに、叱ったり嫌なことをしたりしない
- 「おいで」は、いつも同じ言葉、同じトーンで
呼び戻しができても、山ではリードを外さないのが基本です。
野生動物を追いかけたり、崖から落ちたり、ほかの登山者を驚かせたりする危険があるからです。
――ひとこと
柴犬は、においに夢中になると呼んでも振り向かない子でした。
公園で10mのロングリードをつけて、呼んで来たら特別なおやつをあげる練習を毎日続けたら、少しずつ反応が早くなりました。
山で一度リードが手から離れてしまったとき、「おいで」で戻ってきてくれて、練習しておいて本当によかったと思いました。
すれ違いの練習
- 人や犬とすれ違うときに、飼い主の横で「待て」ができるようにする
- 最初は、人の少ない道で遠くから練習する
- すれ違えたら、その場でしっかり褒める
- 相手に飛びつこうとしたら、方向転換して距離をとる
すれ違いのマナーは犬連れハイキングのマナーとルールでまとめています。
拾い食い防止の練習
山には、ほかの登山者の食べ残しや、キノコ、木の実など、口にすると危ないものが落ちています。
- 「離せ」「ちょうだい」で、くわえたものを放せるようにする
- 放せたら、おやつと交換する
- 散歩中、落ちているものに気づいたら先に名前を呼んで、こちらを見たら褒める
拾い食いは、叱るより「こっちを見たらいいことがある」と教える方が身につきやすいと言われています。
引っ張り癖の対策
山道で強く引っ張られると、飼い主が転んだり、犬が段差から落ちたりする危険があります。
- 引っ張ったら立ち止まり、リードがゆるんだら歩き出す
- 横について歩けたら褒める
- 体を支えやすいハーネスを使う
- 散歩の前に少し遊んで、エネルギーを発散させておく
――ひとこと
mix犬は引っ張りが強い子で、最初の頃は山の下りで私の方が転びそうになったことがありました。
近所の散歩で「引っ張ったら止まる」を徹底して2か月ほど続けたら、下り坂でもゆっくり歩いてくれるようになりました。
吠え対策
山では、ほかの犬や登山者に吠えてしまうと、相手を驚かせてしまいます。
- 吠えそうな相手が見えたら、距離をとって「おすわり」
- 静かにできたら褒める
- 人や犬の多い公園で、少しずつ慣らす
吠えの対策は犬の無駄吠えがうるさいと言われて辛いも参考にしてください。
坂道・段差・車移動に慣らす
- 近所の坂道や階段、土の道を歩いて、足腰を慣らす
- 小型犬は、抱っこやキャリーに入ることにも慣れておく
- 車での移動が苦手な子は、短い距離のドライブから慣らす
- 車酔いしやすい子は、出発前の食事を控えめにし、獣医師に相談する
体力の目安は犬連れハイキングの距離と山選びでまとめています。
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練習が大切だと感じた私の経験
うちの子たちと歩くとき、練習の差を何度も感じました。
呼び戻しは、家の中から少しずつ始めました。
おやつを使って、成功体験を重ねます。
外では、急にできなくなる日もあります。
そんなときは、練習のレベルを下げました。
いきなり山へ行くより、近所の散歩で試す。
その積み重ねが、安心につながります。
よくある質問
呼び戻しができれば、山でリードを外してもいい?
呼び戻しができても、山ではリードを外さないのが基本です。野生動物を追いかけたり、崖から落ちたりする危険があり、犬が苦手な登山者もいます。
練習はどのくらいの期間が必要?
犬によって違いますが、1〜2か月ほど普段の散歩で練習してから、短いコースで山デビューすると安心です。
吠えやすい子でも山に行ける?
人の少ない時間帯や、すれ違いの少ないコースを選べば楽しめることも多いです。まずは近所で、吠えそうな相手と距離をとる練習から始めましょう。
引っ張り癖にはハーネスと首輪どちらがいい?
首への負担が少なく、体を支えやすいハーネスがおすすめと言われています。普段の散歩で慣らしてから山で使いましょう。

