「この時期に犬を山へ連れて行っても大丈夫?」と迷う方は少なくありません。季節によって、気をつけたい危険がまったく違うからです。
こんなお悩みはありませんか?
- 春のマダニや夏の暑さが心配
- 秋のクマ出没ニュースが気になる
- 冬の寒さで愛犬がつらくならないか不安
季節ごとの危険と対策を早見表にまとめたので、行く前の確認に使ってください。
犬とのハイキングは、季節ごとにまったく違う楽しさがあります。
その一方で、季節によって気をつけたい危険も変わると言われています。
この記事では、春夏秋冬それぞれの注意点と対策をまとめました。
季節ごとの注意点早見表
| 季節 | おすすめ度 | 特に注意したいこと |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | ◎ | マダニ、花粉、急な暑さ |
| 梅雨(6〜7月) | △ | ヒル、ぬかるみ、蒸し暑さ |
| 夏(7〜9月) | × 〜△ | 熱中症、熱い路面、ハチ |
| 秋(9〜11月) | ◎ | クマ、日の短さ、朝晩の冷え込み |
| 冬(12〜2月) | ○ | 寒さ、凍結路面、雪 |
犬連れハイキングのベストシーズンは、気温が穏やかな春と秋と言われています。
犬は人より暑さに弱いため、夏は涼しい高原や、朝の早い時間の短いコースにとどめるのが安心です。
春:マダニ対策から始める
春は草木が茂り始め、マダニが活発になる季節です。
- 出発前に、ノミ・マダニの予防薬を投与しておく
- 草むらややぶに入らず、登山道の真ん中を歩く
- 帰ったら、耳の中、目の周り、足の指の間、脇などをチェックする
- マダニを見つけても無理に引っ張らず、動物病院で取ってもらう
マダニは病気を運ぶことがあると言われていて、無理に取ると口の部分が皮膚に残ってしまうことがあるそうです。
――ひとこと
春の山から帰ったあと、柴犬の耳の付け根に小さな黒い粒がついていたことがありました。
よく見るとマダニで、自分で取ろうとせずに動物病院で取ってもらいました。
それからは、予防薬を欠かさないのはもちろん、帰りの車に乗る前に体をチェックするのが習慣になりました。
梅雨:ヒルとぬかるみに注意
湿った山道では、ヒルが出ることがあると言われています。
- ヒルが多いと言われる山は、梅雨の時期は避ける
- 犬の足や体をこまめにチェックする
- ぬかるみで滑らないよう、ゆっくり歩く
- 帰ったら足をしっかり洗って乾かす
夏:熱中症と路面の熱さ
犬は汗をかける場所が少なく、ハアハアと呼吸することで体温を下げていると言われています。
そのため、人が思っている以上に熱中症になりやすいそうです。
- 気温25度を超える日は、低山のハイキングは控える
- 行くなら早朝の涼しい時間に、日陰の多いコースを選ぶ
- アスファルトや岩は想像以上に熱くなるので、手のひらで温度を確かめる
- 水はいつもより多めに、休憩のたびに飲ませる
- 保冷剤入りのクールバンダナを使う
- ハチの巣に近づかないよう、黒っぽい服や強い香りを避ける
ハアハアが止まらない、よだれが多い、ふらつくなどは熱中症のサインです。
すぐに日陰で体を冷やし、動物病院に連絡しましょう。
秋:クマと日の短さ
秋はハイキングにぴったりの季節ですが、クマの出没が増える時期でもあります。
- 目撃情報を事前に確認する
- クマよけの鈴をつけ、人通りのあるコースを選ぶ
- 日が短くなるので、早めに出発して明るいうちに下山する
- 朝晩は冷えるので、小型犬や短毛の子には防寒着を
クマ対策はクマが出る地域での犬の散歩でも詳しくまとめています。
冬:寒さと凍結路面
冬の低山は空気が澄んで景色がきれいですが、寒さと足元に注意が必要です。
- 小型犬、短毛種、シニア犬には防寒着を着せる
- 凍った道や雪道は滑りやすく、関節に負担がかかる
- 雪玉が足の毛につきやすい子は、犬用の靴を使う
- 融雪剤で肉球が荒れることがあるので、帰ったら足を洗う
- 休憩中は体が冷えやすいので、長く止まらない
――ひとこと
冬の山で、ポメラニアンの足の毛に小さな雪玉がびっしりついて、歩きにくそうにしていたことがありました。
それからは、冬は犬用の靴を持っていくようにして、休憩のたびに足の雪を払ってあげていました。
どの季節でも大切なこと
- 天気予報と、山の天気の変わりやすさを確認する
- 出発時間を早めにし、時間に余裕を持つ
- 犬の様子を見て、無理だと思ったら引き返す
- 帰ったら体と足の裏をチェックする
季節ごとの持ち物は犬連れハイキングの持ち物チェックリスト、体力の目安は犬連れハイキングの距離と山選びでまとめています。
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季節ごとに感じる愛犬の変化
季節が変わると、愛犬の様子も変わります。
夏は、散歩の時間を朝と夜に移します。
冬は、体が冷えないように気をつけます。
毎年同じ失敗をしないよう、メモを残しています。
季節の備えは、慣れると自然にできます。
よくある質問
犬連れハイキングのベストシーズンはいつ?
気温が穏やかな春(4〜5月)と秋(10〜11月)がおすすめと言われています。夏は熱中症の危険が高いので、行くなら高原や早朝の短いコースにしましょう。
夏でも涼しい山なら大丈夫?
標高が高い場所は涼しいことが多いですが、日差しが強く、岩場は熱くなります。こまめに休憩と水分補給をし、犬の様子をよく見ながら歩きましょう。
マダニがついていたらどうすればいい?
無理に引っ張ると口の部分が皮膚に残ることがあるため、動物病院で取ってもらうのが安心です。予防薬を投与しておくことも大切です。
冬の雪道は犬の足に悪い?
冷たさや凍結、融雪剤で肉球が荒れることがあります。犬用の靴を使う、帰ったら足を洗って保湿するなどのケアをしましょう。

