抱っこしたら「あれ、重くなった?」と感じたことはありませんか。
犬も猫も、肥満は関節や心臓、内臓への負担につながると言われています。
ただ、犬と猫ではダイエットの進め方で気をつけるポイントが違います。
この記事では、太っているかの見分け方から、犬と猫それぞれの健康的な痩せ方までまとめました。
まずは体型チェック:太っているかの見分け方
体重の数字だけでなく、体を触って確かめる方法がよく使われています。
| チェック | 適正体型 | 太り気味 |
|---|---|---|
| あばら骨 | 軽く触れると分かる | 脂肪で分かりにくい |
| 上から見た腰 | くびれがある | くびれがない・横に張り出す |
| 横から見たお腹 | 後ろ足に向かって引き締まる | 垂れ下がっている |
| 猫の場合のお腹 | ― | 歩くと下腹が左右に揺れる |
犬種や猫種、骨格によって適正体重は大きく違うため、目標体重は健康診断のときに獣医師と決めるのが安心です。
太ってしまう主な原因
- 運動量に対して、フードの量やカロリーが多い
- おやつやトッピングの積み重ね
- 避妊・去勢手術のあと、代謝が落ちやすくなる
- 年齢とともに運動量が減る
- 家族がそれぞれ、こっそりおやつをあげている
- 猫は置き餌で、好きなだけ食べられる環境になっている
原因は一つではなく、いくつかが重なっていることが多いと言われています。
――ひとこと
スコティッシュフォールドが一時期ぽっちゃりしたとき、原因は家族それぞれがおやつをあげていたことでした。
一人ひとりは「ちょっとだけ」のつもりでも、合計すると結構な量になっていたんです。
1日分のおやつを朝に小皿に取り分けて、そこからだけあげるルールにしてから、少しずつ体重が戻っていきました。
犬と猫で違う!減量ペースの注意点
| 犬 | 猫 | |
|---|---|---|
| 減量ペースの目安 | 1週間に体重の1〜2%程度 | 1週間に体重の0.5〜1%程度 |
| 特に注意したいこと | 関節に負担をかけない運動を選ぶ | 急に食事を減らすと肝リピドーシス(脂肪肝)の危険 |
| 運動の中心 | 散歩の時間・コースの工夫 | 家の中での遊び・上下運動 |
特に猫は、短期間で食事を大きく減らすと肝臓の病気につながることがあると言われています。
自己流で食事量を大きく減らす前に、必ず獣医師に相談しましょう。
食事の見直し方
- 今のフードの量を、キッチンスケールで正確に量る
- ダイエット用・体重管理用のフードは、1〜2週間かけて少しずつ切り替える
- おやつは1日の摂取カロリーの1割程度までにする
- しつけのごほうびは、フードの一部を取り分けて使う
- 猫は置き餌をやめ、食事の時間を決めて小分けにする
- 家族でルールを共有する
猫の食事の悩みは猫の食べムラで悩んだら|フードジプシーから抜け出すヒントにもまとめています。
運動の増やし方
犬の場合
いきなり長い距離を歩かせると、関節や心臓に負担がかかることがあると言われています。
散歩の時間を5〜10分ずつ延ばす、坂道や芝生のコースを取り入れるなど、少しずつ増やしていきましょう。
――ひとこと
mix犬は冬に運動量が減って、少しふっくらした時期がありました。
散歩コースを変えて、公園の芝生で少し走る時間を足しただけで、1〜2か月で体つきが締まってきました。
新しい道を歩くのが楽しいのか、本人も前より散歩に乗り気になった気がします。
猫の場合
猫は散歩ができないので、遊びが運動の中心になります。
1回5分くらいの遊びを1日数回に分ける方が、長くまとめて遊ぶより続けやすいと言われています。
キャットタワーや棚で上下運動ができるようにしたり、フードを家の中に小分けに置く「探すごはん」も効果的だそうです。
体重の測り方と記録
- 週に1回、同じ曜日・同じ時間(食事の前)に測る
- 小型犬や猫は、人が抱いて体重計に乗り、自分の体重を引く
- 体重と一緒に、あばら骨の触れやすさや腰のくびれもメモする
- アプリやノートに記録して、変化をグラフで見る
数字の変化が見えると、飼い主のやる気も続きやすくなります。
病院に相談したいサイン
急に体重が増えたときは、甲状腺の病気やホルモンの病気など、病気が隠れていることもあると言われています。
- 食べる量は変わらないのに、急に太った
- お腹だけがふくらんでいる
- 水を飲む量やおしっこが増えた
- 元気がなく、寝てばかりいる
このような様子があるときは、ダイエットを始める前に健康診断を受けましょう。
犬の食欲の変化については犬が食欲不振で心配…食べない理由と病院に行くべきサインも参考にしてください。
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体重で悩んだときの私の経験
うちの子にも、太り気味の時期がありました。
おやつの量を、数えるようにしました。
1日分をまとめて、袋に分けておきます。
散歩も、少しだけ長くしました。
急に変えず、無理のない範囲で進めました。
体重の変化は、記録すると励みになります。
よくある質問
ダイエットはどれくらいで効果が出る?
個体差はありますが、1〜3か月ほどかけてゆるやかに変化が出ることが多いと言われています。猫は特にゆっくりのペースが大切なので、焦らず続けましょう。
散歩を増やすだけで痩せられる?
運動だけでは難しいことも多く、食事やおやつの見直しとあわせて行うのが効果的とされています。
おやつは完全にやめた方がいい?
完全にやめる必要はなく、1日のカロリーの1割程度までにする、低カロリーのものに変えるなど、量と種類を見直せば大丈夫です。
猫の食事を急に減らしてもいい?
猫は急に食事を減らすと肝リピドーシス(脂肪肝)になる危険があると言われています。減らす量は必ず獣医師と相談して決めましょう。

